新作樹脂パーツ*釉薬シリーズについて語る
すでにいくつか販売しているんですけど、春の新作「釉薬シリーズ(水色)」です。
両飾りのハットピン 3色 四角 かんざしバレッタ マジェステ ウール シトリン
題名に語るって書いちゃったので、なんとか語りを絞り出したいと思いますよ。
まず、釉薬シリーズとはどこからきたかといいますと、下の写真のダサイお皿をご覧ください。
花瓶は2号作で、お皿は私1号作です。
もう二十年前くらいじゃないですかね、なぜだか陶芸教室に通いまして。
そこで、作ったものです。
2号は結構いいの作るんですよ。この花瓶もなかなか洒落てますよ。
しかし私はですね、このとき悟ったんですよね、ああ、才能ない、ってね。
なので、これ以降作ってません。やる気がしない。だって、ダサイのしか作れないから。
でも、こういった陶磁器っていうの?おしゃれなのは好きで、展示会に誘われれば
いそいそと出かけたり、お手頃なやつなら購入したり、雑誌で眺めたりしてるわけです。
で、やっぱり自分でも作りたいなあ。と思うことも、しばしばあるのですが、
上記のお皿がフラッシュバックして、ヤメヤメとなるわけです。
陶磁器のどこに惹かれているのかといいますと、やはり色合いなんですね。
それも表面がつるっとしたやつじゃなくて、ちょっと、ぽこぽこ、ぼそぼそしている
手作りっぽいやつがいいんですよね。
そこに釉薬(陶磁器の表面に付着したガラスの層のこと)がかかるるとなんともいえない微妙な色合い。
それが好きなんですよね。
で、あるとき、考えたわけですよ。
うちの樹脂もこんな色合いがだせないかな?って。
いろいろ考えたあげく、樹脂粘土をつかって、陶芸風にこねて
樹脂粘土と粘土をこねるヘラとタマルサンのロゴのハンコ
タマルサンのロゴの一部を使ってハンコを使って、粘土に模様をつけて
樹脂粘土にハンコで模様をつけてカッターで切り抜いて色をつけたところ
色をつけたら、陶芸風になるんじゃないかなと。
それが釉薬シリーズなのです。
お皿は下手だけど、樹脂なら大丈夫。いいのができましたよ。
この樹脂を作るときは陶芸家の気分でやっております。
この樹脂粘土をいかに薄くのばすかがポイントなんですよね。
あまり薄くてもハンコを押したときに破けちゃうし
厚いと樹脂の型からはみ出すし。
これからどんどん商品を増やしていきますので、ぜひご覧ください。
おすすめです。
「釉薬シリーズ(水色)」はこちら
(タマル1号)