アニマルトロフィー三毛子
アニマルトロフィーをご存知でしょうか。狩りをして捕まえた獲物を剥製にして壁に飾っておくものです。映画とかで、たまに出てくるアレです。鹿とかね。それを陶芸で作ってみようというクラスがあったので、「面白そう!」と飛びつきました。そのクラスというのは、私が今通っている絵画教室です。
三毛子〜
タマル1号に動画を作ってもらいましたよ
昔、代官山で陶芸教室に通ったことがありました。その時に作った花瓶が下のこちらです。やっぱ最初はこうなっちゃうよね?という作品です。
ずんぐりむっくり
他にも色々あったけど、どこかにいってしまいましたね。そういう意味では、この花瓶は、まあ残っているという理由があって結構いいんですよ。このガビガビの口がポイントで、ここに茎がうまくはまるとあら不思議、結構見られるのですよ。
ね?いいでしょ。
このアニマルトロフィーは、異例というか、これはいいなあと思いました。見本は頭に穴が開いていて、お花を飾れるようになってました。
数年前に亡くなった三毛子店長を作ろうと思って、写真を見ながら土をこねこねしました。正面の写真しか用意してなくて、これが失敗。普段、猫を観察しているつもりが、横顔となるとイマイチわからなくて、途中で嫌になりました。目も形にするのが難しくて、先生にアドバイスをもらいながらやりましたよ。最後は色塗りで、化粧なんとか(?)という泥を塗ったかな。まあ、粘土細工のようなものですね。2時間半椅子に座りっぱなしで、途中で腰が痛くなりました。
下の写真は焼く前です。艶なし状態です。これが焼き上がるとどうなるか楽しみでした。1ヶ月くらい首を長くしながら待ちましたよ。目の輝きが出るように、黒目の中に白を入れたのがポイントです。普段イラストの練習をしてなかったら、思いつかない作業でしたね、私には。
棒で引っ掻いて口や鼻をアレンジ
出来上がってみると、重いのなんの。これを壁に掛けるのは危険だなと思って、私は文鎮にすることにしましたよ。今まではスマホを文鎮にしていたのですが、断然、こっちの方が重いし可愛いし、常に見ていられるので、嬉しいし楽しいし。いつでも左側に三毛子がいるような雰囲気です。機会があれば、他の猫も作りたいなあと思ってます。
もう一回見てみてー
友人からは、「裏メニューで商品化したら?」と言われました。需要があるかどうかわかりませんが、欲しい方がいらっしゃいましたらご一報ください。検討したいと思います。陶芸作家になるかもしれません。
おや、可愛い迷子札を付けてるね
三毛子元店長が付けている迷子札は、表は当店のシリーズのパーツで、裏面は住所や電話番号が記載されています。シリーズも選べて受注製作の商品となっています。
(タマル2号)